山武市議会 2022-12-12
令和4年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日: 2022-12-12
はじめに、令和3年度
一般会計歳入歳出決算の概要について報告します。
歳入決算額は275億1,676万4,000円、
歳出決算額は260億7,555万6,000円で、
歳入歳出差引額は14億4,120万8,000円となりました。
このうち、翌年度へ繰り越すべき財源が2億9,253万7,000円ありますので、
実質収支額は11億4,867万1,000円となります。
そして、この
実質収支額から、7億円を
財政調整基金へ積み立て、残りの4億4,867万1,000円を令和4年度へ繰越しすることとなりました。
次に、
企業会計を除く
国民健康保険特別会計など、6つの
特別会計の
歳入歳出決算総計について報告します。
歳入決算額の総計は128億3,847万円、
歳出決算額の総計は126億8,092万1,000円で、
歳入歳出差引額は1億5,754万9,000円となりました。
次に、
水道事業会計決算の概要について報告します。
収益的収入は3億6,193万円、
収益的支出は3億3,652万6,000円で、当年度純
利益額は2,574万4,000円となりました。
また、
資本的収入は485万1,000円、
資本的支出が2億573万9,000円となりました。
以上で、
概要報告を終わります。
続いて、審査の過程で質疑が行われましたので、その主なものを要約して、御報告を申し上げます。
はじめに、議案第8号のうち、
総合政策部関係の歳出では、「2款1項10目
航空機騒音障害防止対策費交付事業について、成田空港の
機能強化に伴う
滑走路拡張等により、
NAAからの
交付金が追加交付されていますが、それは、
騒音対策地域へきちんと還元されているのか伺います。」との質疑に対して、「令和2年度分以降、
NAAから
交付金が多く入ってくるようになったことで、
交付対象である市内59地区全ての
交付金額を増額しています。なお、令和3年度分の
NAAからの
交付額は、令和2年度分から大きな増額はないため、市から各地区への
地区交付金についても、据置きとなっています。」との回答がありました。
次に、
市民部関係の歳出では、「2款1項8目
証明書等コンビニ交付構築事業について、
コンビニで
住民票等の
証明書を発行した場合、そのコストとして、1件
当たり117円の費用が発生しているとのことですが、
コンビニでの
交付手数料を、
市役所窓口のそれより安価に設定している理由を伺います。」との質疑に対し、「現在、
住民票の
交付手数料は、
市役所窓口では、1通
当たり300円、
コンビニでは200円としています。
コンビニ交付は、市役所が閉庁している時間帯でも、最寄りの
コンビニで
証明書が取得できる
サービスですが、
利用者の
利便性向上を目的としているほか、
市役所窓口の
混雑緩和が図れることや、行政の
デジタル化が進むことで、
経費削減の効果も出てくるため、
コンビニでの価格を安く設定しているものです。」との回答がありました。
次に、
産業振興部関係の歳出では、「5款1項5目国営北総
中央土地改良事業について、山武市が国へ納付している
負担金の
負担割合を伺います。」との質疑に対して、「
当該事業における
負担金は、関係する7市町村それぞれの
受益面積に応じて、
負担金額が決められています。現在の
利用者数で換算すると、近隣と比べ、山武市は少数ですが、受益地の将来的な利用も見据え、
負担金は
決定されています。」との回答がありました。
次に、
教育部関係の歳出では、「9款1項2目
地域人材活用教育支援プラットフォーム形成事業の
事務事業評価のうち、
外国人児童生徒への支援の内容について伺います。」との質疑に対して、「令和3年度の
学校支援実施件数1,059件のうち、
外国人児童生徒への支援は、384件でした。主な
支援内容としては、
児童生徒への
日本語指導のほか、
保護者との連絡や面談などを行っています。」との回答がありました。
次に、
保健福祉部関係の歳出では、「3款2項1目
子育て世帯等臨時特別支援事業の
執行率が100%ではない理由を伺います。」との質疑に対して、「
支給対象が『3月31日までに出生した児童』と定められており、年度末間際に出生した
児童分は、翌
年度事業として繰越しをしているため、
執行率は97.31%となっています。」との回答がありました。
次に、
建設環境部関係の歳出では、「7款2項3目
避難道路整備事業について、国の
復興交付金事業に合わせて、令和3年度をもって終了とのことですが、整備が完了していない箇所の今後の対応を伺います。」との質疑に対して、「
当該事業は、平成25年度の
事業開始から令和3年度まで、延長2,950メートルのうち2,820メートルの整備が完了したところです。整備が完了していない区間については、令和4年度に市の
単独事業へ組替えを行い、引き続き、
用地交渉等整備を進めています。」との回答がありました。
また、議案第13号については、「約5,000万円の諸収入及び
公債費の内訳を伺います。」との質疑に対して、「さん
む医療センターで使用している
医療機器の
貸付返済金となります。
地方独立行政法人であるさん
む医療センターは、直接、
金融機関等から借入れができないため、代わりに市が借入れをし、その分を貸し付けています。毎年、さん
む医療センターから、諸収入の
返済金として納入してもらったものを、
公債費として、市が貸付の相手方に納付している状況です。」との回答がありました。
なお、議案第9号、議案第10号、議案第12号、議案第14号及び議案第15号に対する質疑は、ありませんでした。
以上で、
決算審査特別委員会委員長の報告を終わります。
5
◯議長(
能勢秋吉君) 以上で、
決算審査特別委員会委員長の報告を終わります。
これから、
決算審査特別委員会委員長の報告に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
6
◯議長(
能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。
以上で、
決算審査特別委員会委員長の報告に対する質疑を終わります。
これから討論ですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。
これから、採決を行います。採決は、分割して行います。
はじめに、議案第8号 令和3年度山武市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する
委員長の報告は認定です。この議案は、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
7
◯議長(
能勢秋吉君) 起立多数です。よって、議案第8号は
委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第9号 令和3年度山武市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する
委員長の報告は認定です。この議案は、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
8
◯議長(
能勢秋吉君) 起立多数です。よって、議案第9号は
委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第10号 令和3年度山武市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する
委員長の報告は認定です。この議案は、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
9
◯議長(
能勢秋吉君) 起立多数です。よって、議案第10号は
委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第11号 令和3年度山武市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する
委員長の報告は認定です。この議案は、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
10
◯議長(
能勢秋吉君) 起立多数です。よって、議案第11号は
委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第12号 令和3年度山武市
組合立国保成東病院事業清算事務特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する
委員長の報告は認定です。この議案は、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
11
◯議長(
能勢秋吉君)
起立全員です。よって、議案第12号は
委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第13号 令和3年度山武市
地方独立行政法人さん
む医療センター公債管理特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する
委員長の報告は認定です。この議案は、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
12
◯議長(
能勢秋吉君)
起立全員です。よって、議案第13号は
委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第14号 令和3年度山武市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する
委員長の報告は認定です。この議案は、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
13
◯議長(
能勢秋吉君)
起立全員です。よって、議案第14号は
委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第15号 令和3年度山武市
水道事業会計決算の認定についてを採決します。
この議案に対する
委員長の報告は認定です。この議案は、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
14
◯議長(
能勢秋吉君)
起立全員です。よって、議案第15号は
委員長の報告のとおり認定されました。
決算審査特別委員会に付託されていた案件については、ただいまの審議において、全て認定されました。
これで、
決算審査特別委員会を解散いたします。
────────────────────────────────────
15
◯議長(
能勢秋吉君) 日程第2 議案第1号ないし議案第6号並びに議案第8号ないし議案第20号を
一括議題といたします。
各
常任委員会委員長の報告を求めます。
はじめに、
総務常任委員会委員長の報告を求めます。
総務常任委員会委員長、
加藤忠勝議員、御登壇願います。
16
◯総務常任委員会委員長(
加藤忠勝君) ただいまから、
総務常任委員会委員長の報告を申し上げます。
本
委員会は、令和4年12月5日、第5
会議室において、
執行部から
総合政策部長、
総務部長、
市民部長ほか
関係職員の出席を得て、本
委員会委員7名出席の下、開催いたしました。
本
委員会に付託されました案件は、議案第1号 山武市
過疎地域における
固定資産税の
課税免除に関する条例の制定について、議案第2号 山武市職員の
定年等に関する
条例等の一部を改正する等の条例の制定について、議案第3号 山武市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の
利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第4号
山武市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第5号 山武市
特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第6号 山武市職員の給与に関する条例及び山武市
一般職の
任期付職員の
採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第16号 令和4年度山武市
一般会計補正予算(第8号)のうち
所管部分、議案第17号 令和4年度山武市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)のうち
所管部分の議案8件です。
議案について
執行部より説明があり、
慎重審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、審査の過程において質疑が行われましたので、主なものを要約して申し上げます。
議案第16号について、「2款1項6目三
世代同居等支援事業の
補正内容を伺います。」との質疑に対して、「
当該事業では、子育てしやすい
環境づくりの支援及び若い世代の
移住定住を促進するため、条件を満たす
転入者に対して、1件
当たり上限75万円の
補助金を助成しています。当初、
申請件数15件分で積算していましたが、この
補助制度に関する
事前相談件数が増加していることから、追加で、3件分の225万円を増額要求するものです。」との回答がありました。
次に、「2款1項7目
出張所管理費のうち、
松尾IT保健福祉センター施設管理事業の
補正内容には、併設する
松尾図書館などの費用が含まれているのか伺います。」との質疑に対して、「今回の補正では、
電気代の
価格高騰の影響により、不足が見込まれる
電気使用料を補正要求するものです。
松尾IT保健福祉センターで使用される
電気代のうち、約36%分は、併設する
松尾図書館の
施設管理事業へ割り振り、支出しているため、
当該予算の中には含まれていません。」との回答がありました。
なお、ほかの議案に対する質疑はございませんでした。
以上で、
総務常任委員会委員長の報告を終わります。
17
◯議長(
能勢秋吉君) 次に、
文教厚生常任委員会副
委員長の報告を求めます。
文教厚生常任委員会副
委員長、
櫻田基介議員、御登壇願います。
18
◯文教厚生常任委員会副
委員長(
櫻田基介君) ただいまから、
文教厚生常任委員会副
委員長報告をいたします。
文教厚生常任委員会では、開催日の当日、
委員長欠席により、副
委員長の私が、
委員会の職務を代行いたしました。よって、
山武市議会委員会条例第12条第1項の規定により、ただいまから、
文教厚生常任委員会副
委員長の報告を申し上げます。
本
委員会は、令和4年12月6日、第5
会議室において、
執行部から
教育部長、
保健福祉部長ほか
関係職員の出席を得て、本
委員会委員6名出席の下、開催いたしました。
本
委員会に付託されました案件は、議案第8号 山武市国保さんぶの
森診療所使用料及び
手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第11号 公の施設に係る
指定管理者の指定について(山武市
成東地域学童クラブ)、議案第12号 公の施設に係る
指定管理者の指定について(山武市
山武地域学童クラブ)、議案第13号 公の施設に係る
指定管理者の指定について(山武市
蓮沼学童クラブ)、議案第16号 令和4年度山武市
一般会計補正予算(第8号)のうち
所管部分、議案第17号 令和4年度山武市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)のうち
所管部分、議案第18号 令和4年度山武市
介護保険特別会計補正予算(第2号)の議案7件です。
議案について
執行部より説明があり、
慎重審査の結果、
全員異議なく、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、審査の過程において質疑が行われましたので、主なものを要約して申し上げます。
議案第11号ないし議案第13号について、「
学童クラブの
指定管理者として、
千葉県内の
事業者ではなく、この
事業者を選定した理由を伺います。」との質疑に対して、「
当該事業者は、茨城県に本社を有する
事業者ではありますが、
千葉県内でも、複数の自治体から同様の業務を請け負っております。また、平成29年度から現在に至るまで、
松尾学童クラブ及び
大平学童クラブの
指定管理者として、適正な
管理運営を行っており、それらの実績を評価し、選定したものです。」との回答がありました。
次に、「
指定管理者制度の導入は、
民間企業の能力やノウハウの活用による
市民サービスの向上が期待できますが、導入による
経費削減は、どの程度、試算しているのか伺います。」との質疑に対して、「年間約30万円の削減を見込んでいます。」との回答がありました。
関連して、「金額的には大きな削減ではありませんが、
指定管理者制度を導入することで、一元化による効率的かつ効果的な運用が図れるものと考えます。」との意見がありました。
なお、ほかの議案に対する質疑はありませんでした。
以上で、
文教厚生常任委員会副
委員長の報告を終わります。
19
◯議長(
能勢秋吉君) 次に、
経済建設常任委員会委員長の報告を求めます。
経済建設常任委員会委員長、
長谷部竜作議員、御登壇願います。
20
◯経済建設常任委員会委員長(
長谷部竜作君) ただいまから、
経済建設常任委員会委員長の報告を申し上げます。
本
委員会は、令和4年12月7日、第5
会議室において、
執行部から
産業振興部長、
建設環境部長ほか
関係職員の出席を得て、本
委員会委員6名出席の下、開催いたしました。
本
委員会に付託されました案件は、議案第9号 公の施設に係る
指定管理者の指定について(山武市
蓮沼交流センター)、議案第10号 公の施設に係る
指定管理者の指定について(
山武市道の
駅オライはすぬま)、議案第14号
市道路線の廃止について、議案第15号
市道路線の認定について、議案第16号 令和4年度山武市
一般会計補正予算(第8号)のうち
所管部分、議案第19号 令和4年度山武市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第20号 令和4年度山武市
水道事業会計補正予算(第1号)の議案7件です。
議案について
執行部より説明があり、
慎重審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、審査の過程において質疑が行われましたので、主なものを要約して申し上げます。
議案第16号について、「6款1項3目観光地魅力アップ整備支援事業の
補正内容を伺います。」との質疑に対して、「この事業では、市内の観光
事業者が行う観光客用の公衆トイレや駐車場等、観光関連施設の設置及び改修に係る経費の一部として、
補助金を交付します。今年度、松尾町武野里の合資会社 寒菊銘醸より、観光客用の駐車場整備の相談を受け、内容等を精査したところ、適正であることから、
補助金の交付を予定するものです。なお、助成金の内訳としては、総事業費の3分の1を県
補助金で、6分の1を市
補助金で交付することとなっており、その合計額324万5,000円を補正要求するものです。」との回答がありました。
次に、「7款4項1目松尾地区交流拠点等整備構想策定事業では、過疎対策事業債を活用し、交流拠点の整備構想を策定するとのことですが、具体的な地域や内容を伺います。」との質疑に対して、「
過疎地域持続的発展計画の下、実施する事業となるため、旧松尾町の地域を対象に、雇用の場の確保と生活利便施設の誘致、居住の誘導のための整備構想を策定します。具体的には、雇用の場として、松尾台工業団地及び松尾工業団地への企業誘致のための土地利用を検討していきます。また、生活利便施設の誘致は、国道126号をはじめとする幹線道路沿いで、居住の誘導は松尾駅周辺で、それぞれ検討していきます。」との回答がありました。
なお、他の議案に対する質疑はありませんでした。
以上で、
経済建設常任委員会委員長の報告を終わります。
この際、これを日程に追加し、追加日程第1として、議題にしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
46
◯議長(
能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。よって、議案第21号、報告第1号及び報告第2号を日程に追加し、追加日程第1として、日程の順序を変更し、議題とすることに
決定いたしました。
────────────────────────────────────
47
◯議長(
能勢秋吉君) 追加日程第1 議案第21号、報告第1号及び報告第2号を
一括議題とします。
はじめに、議案第21号、報告第1号及び報告第2号について、提案理由の説明を求めます。
市長、御登壇願います。
48 ◯市長(松下浩明君) 本日お願いをいたします追加議案等の提案理由の説明を申し上げます。
議案第21号は、財産の取得についてです。
これは、山武市立小中学校校務用パソコンを購入するため、地方自治法第96条第1項第8号及び山武市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
財産の名称及び数量は、山武市立小中学校校務用パソコン86台。
取得価格は、1,978万2,752円。
契約の相手方は、千葉市緑区古市場町51番地、チバビジネス株式会社です。
報告第1号及び報告第2号は、専決処分の報告についてです。
報告第1号は、農業集落排水処理施設使用料請求に係る訴えの提起について、地方自治法第180条第1項の規定により、本年11月17日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、本議会に報告するものでございます。
報告第2号は、学校給食費請求に係る和解について、地方自治法第180条第1項の規定により、本年11月24日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、本議会に報告するものでございます。
以上が、本日御提案いたしました議案等の概要であります。補足説明につきましては、各事務担当者から申し上げ、また御質問にお答えをいたしますので、慎重な御審議をいただき、何とぞ御理解と御賛同を賜りますよう、お願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
49
◯議長(
能勢秋吉君) ここで、ただいま議題としております議案第21号、報告第1号及び報告第2号について補足説明を求めます。
はじめに、議案第21号の説明を求めます。
教育部長。
50 ◯
教育部長(今関正典君) 議案第21号 財産の取得について、補足説明を申し上げます。
御審議いただきます財産は、市内小中学校の校務用ノート型パソコン86台です。
取得方法は、条件付き一般競争入札。
取得価格は、1,978万2,752円です。
契約の相手方は、チバビジネス株式会社でございます。
今回の財産取得案件については、教員が
児童生徒の出欠席や成績の管理などに使用している、平成26年度に整備した校務用パソコンの機器更新となります。
導入から8年が経過し、機器の老朽化や、使用しているOS(オペレーティングシステム)のサポートが間もなく終了することから、今後、業務に支障を来すことが予測されるため、パソコンの入替えを行うこととしたものです。
入札の状況につきましては、開札調書を御覧ください。
入札は、2社から応募があり、うち1社が辞退し、1社での入札となり、チバビジネス株式会社を落札者として
決定いたしました。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
51
◯議長(
能勢秋吉君) 次に、報告第1号及び報告2号の説明を求めます。
市民部長。
52 ◯
市民部長(藤田泰央君) 報告第1号 専決処分の報告について(農業集落排水処理施設使用料請求に係る訴えの提起について)、補足説明を申し上げます。
農業集落排水処理施設の使用者が、同施設使用料を滞納し、再三にわたる督促及び催告にもかかわらず、同施設使用料を納付しなかったことから、令和4年9月16日、民事訴訟法に基づく支払督促の申立てを東金簡易裁判所に行ったところ、分割納付を希望する趣旨の異議申立書が提出されました。
この異議申立てによりまして、民事訴訟法第395条の規定により、訴えの提起があったものとみなされ、通常裁判に移行することとなります。
本来、訴えの提起は、議会の議決案件ですが、訴訟額が100万円以下であることから、地方自治法第180条第1項の規定により、本年11月17日に専決処分をしたものです。
それでは、
報告書を御覧ください。
第1項の事件番号及び事件名、第2項の相手方は、記載のとおりです。
第3項の請求の要旨ですが、同人に係る滞納額12万8,700円及び延滞金の支払いと訴訟費用は、相手方の負担とする判決を求めるものです。
第4項の事件の概要につきましては、先ほど説明したとおりです。
報告第1号の補足説明は以上です。
次に、報告第2号 専決処分の報告について(学校給食費請求に係る和解について)、補足説明を申し上げます。
本件は、第1項の処分の内容にあるとおり、学校給食費の支払いを求める訴訟に関するものですが、本年11月11日、東金簡易裁判所で開廷された第1回口頭弁論において、裁判所から民事訴訟法第89条の規定による和解を勧められ、相手方と交渉した結果、分納による納付で合意に至ったことから、和解をすることとしたものです。
本来、和解する場合は、議会の議決案件ですが、和解の金額が100万円以下であることから、地方自治法第180条第1項の規定により、本年11月24日に専決処分をいたしました。
第2項の事件番号及び事件名、第3項の和解の相手方につきましては、記載のとおりです。
第4項の和解の内容は、本市に対する学校給食費元金、遅延損害金及び支払督促申立手続費用の合計14万2,241円の支払義務を認めた上で、毎月5日を納期限とし、翌年2月から月々5,000円の分割にて支払う。また、分割金の支払いを怠り、その金額が1万円に達したときは、期限の利益を失い、残金とその後の遅延損害金を支払うなどの内容となります。
補足説明は以上でございます。
53
◯議長(
能勢秋吉君) 以上で、提案理由の説明及び補足説明を終わります。
これから、議案第21号について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
54
◯議長(
能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。
これで、議案第21号の質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第21号については、議会運営の申合せにより、
委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
55
◯議長(
能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。
これから、議案第21号について、討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
56
◯議長(
能勢秋吉君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これから、採決を行います。
議案第21号 財産の取得についてを採決します。
この議案は、原案のとおり
決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
57
◯議長(
能勢秋吉君)
起立全員です。よって、議案第21号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────────
58
◯議長(
能勢秋吉君) 日程第3 議員派遣の件を議題といたします。
地方自治法第100条第13項及び山武市議会会議規則第167条第1項の規定により、配付の文書のとおり、議員を派遣したいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
59
◯議長(
能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。よって、配付の文書のとおり、議員を派遣することに
決定いたしました。
────────────────────────────────────
60
◯議長(
能勢秋吉君) 以上をもちまして、本
定例会に付議された案件は全て終了しました。
これにて、令和4年山武市議会第4回
定例会を閉会といたします。御苦労さまでした。
午前11時10分 閉会
ここに会議の経過を記載して、その相違ないことを証すため署名する。
令和5年3月31日
山武市議会 議 長 能 勢 秋 吉
議 員 八 角 公 二
議 員 小 川 一 馬
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